シャネルの高価買取ならだるまやへ
高級ラグジュアリーブランドとして、知らない人はいないと言っても過言ではない「CHANEL(シャネル)」。
数あるブランド品の中でもシャネルというブランド品は圧倒的に突き抜けたハイブランド品です。
ブランド品の中には、アウトレットがあったりと相場が下がってしまうような物もありますが、シャネル製品は中古品でも高く取引されています。日本人だけではなく外国人からも支持されています。
シャネルの歴史と人気が途絶えない理由
1910年に創業者であるココ・シャネルがパリで始めた帽子屋が起源です。
そして1913年に高級リゾート地にモードブティック「ガブリエル・シャネル」、1915年にはオートクチュールブティック「メゾン・ド・クチュール」を次々とオープンし、本格的にオートクチュールデザイナーとしてのスタートしました。
1921年にはクチュールハウスをオープンし、この年にはシャネルを代表する香水「オードゥ・パルファムNo.5」を発表。この香水は、アメリカの有名女優マリリンモンローが愛用していたことでも有名で、今でもなおシャネルの名品として多くの女性たちに愛されています。
創業者ココ・シャネルが考案した「マトラッセ」
「マトラッセ」シリーズが誕生したのは1929年。「マトラッセ」は、日本語でふくれ織りを意味しています。マトラッセは正式には生地の名称です。1929年、このバッグは、いつでも自由に両手を使えるようにと考案されました。
斜めに入れられたキルティング模様から伝わる高級感はシャネルならでは。表裏に2枚の異なる生地を縫い合わせて美しい模様を作り出すと同時に、生地の強度を高め長持ちさせるという効果もあるそうです。
シャネルの「マトラッセ」の素材は、キャビアスキンやラムスキンなどがあります。
牛革に型押しをしたキャビアスキンはシャネル独自の素材です。食材のキャビアのような細かい凹凸で傷がつきにくく、傷がついても目立ちにくいのが利点です。
また、ラムスキンは「マトラッセ」の発売当初から使用されているシャネルの代表的な素材。柔らかく肌に吸い付くような感触で、滑らかな質感がリッチな印象です。
シャネルの歴史は創業者であるココ・シャネルの歴史。
好調だった経営も1939年、第二次世界大戦の影響で、香水とアクセサリー店以外の全店閉店。
世界大戦中フランスを占領していたドイツの国家保安本部局長と懇意になり、フランス国民から激しい非難に合いココ・シャネルは戦後の数年間、スイスで亡命生活を送ることに。
世界大戦終了後の1954年、ココ・シャネルは70歳過ぎで、ヴェルタイマーの支援を受けてブティックを再開しました。実用的な服が好まれていたアメリカでは、マリリン・モンローなどの影響でシャネルの評価が高まってブランドは再興し、その後も革新的なアイテムを続々と世に送り出してきました。
翌年にはシャネル・スーツを発表しモード・オスカー受賞するなど、少しずつかつての栄光を取り戻していきます。その後、チェーンベルトバッグやバイカラーシューズなど現在まで受け継がれる名作を世に輩出し、1971年に87歳でこの世を去りました。
もともと王室御用達などであった他の高級ブランドとは違い、孤児院出身のココ・シャネルが1代で高級ブランドの地位を築き上げています。
シャネルの歴史は創業者であるココ・シャネルの歴史と言っても過言ではありません。激動の人生を歩んできたココ・シャネル作りあげたシャネルには、彼女の意志が多く詰まっています。ココ・シャネルの没後も様々な形で受け継がれる意志は、現在でも多くの人を魅了してやみません。是非シャネルのアイテムを手にとってココ・シャネルの想いを直に感じてみてはいかがでしょうか。
ちなみにシャネルと言えば、「C」のマークが左右対称で重なりあったココマーク。本名は「ガブリエル・ボヌール・シャネル」と言い、ファッションデザイナーになる前は歌手として活躍しておりました。そのときに歌った曲「ココリコ」から「ココ」という愛称がつき、ココ・シャネルと呼ばれるようになったそうです。